校長室の窓から
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校長室の窓から
No.526 雨降ってますます

 新年度がスタートした。一年前の今頃には、不意に微細な震えが体の中を走り抜けるような緊張感があった。もちろん、今そんなことはないのだが、そのときの感覚はまだ体が覚えている。忘れてはならないことだろう。共学2期生に抱く期待感は昨年を上回る。それは、完成年度を呼び寄せる力の大きさが、この学年にかかっているからである。昨日の入学式は生憎の天候となったが、「雨降って地(ますます)固まる」の格言が文字の通りに実現する日と心得た。以下は、入学式式辞の一部。
 ―――皆さんは、森信三(モリノブゾウ)という人物を知っていますか。(中略)多くの教えを遺されていますが、今日の場に相応しいそのうちのひとつを紹介します。
 「人間は一生のうちに逢うべき人には必ず逢える。しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に」。
 皆さんは、今日、400人を超える同期の友人を一挙に得ました。それと同時に、私たち教職員とも出逢いました。この出逢いに、森先生のことばが重なります。私たちはお互いにとって逢うべき人であり、しかも、今日という日が早すぎでなく遅すぎでもないピッタリの日であることを心に刻んでおきましょう。

526桜花カタリナ