校長室の窓から
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校長室の窓から

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No.566 推薦入試の受験生へ

2018年01月15日 月曜日

 土曜日のトップニュースで流れたのは、この冬最強の寒波であった。愛媛県内でも積雪のために孤立した地域があったらしいが、松山市在住の身には想像の及びようもなかった。こうなるとセンター試験に求める公平性は難しいが、それはともかく、本校の生徒たちは納得のいく結果を手にしただろうか。試験の前日、私を含めて関係の先生方からエールを送ると、全員の表情に明らかな緊張が走った。しかし、そうでないと実力は発揮できない。本日、自己採点、追って志望校別に自分の位置を知る。
 ときに、明日は本校の推薦入試である。願書は仕事始めの4日から受け付け、10日に締め切った。正月三が日をそれらしく過したものだから、受験生とその家族に多少の申し訳無さを覚てしまう。ともあれ、本校を受験する生徒の皆さんには、明日、万全の体調で来校してほしい。ただし、試験場への入室開始は8時を予定している。あまり早く学校に到着すると、冷たい校舎外で時間を過すことになるかもしれない。点呼は9時。そこから逆算して家を出て、暖房の効いた試験場に入るのが望ましいと思う。

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No.565 完成年度の期待

2018年01月09日 火曜日

(始業式/校長挨拶抜粋) 皆さんも知っている通り、現在の天皇陛下は来年の4月末で退位されます。したがって、「平成」という元号は、あと16ヶ月で別の元号に代わることになります。近代国家としての日本は、「明治・大正・昭和・平成」と4つの元号のもとに発展してきましたが、元号が変わると社会の雰囲気、いわゆる世相も変わって行くことは過去の歴史が示しています。さらには、ここにいる皆さんの世代が、新しい元号での日本社会を主役となって担うことになります。その意味において、今年平成30年の社会の動きには、特に注意を払っておきたいものです。
 また、意味合いの違いがありはしますが、現在の本校は2年前に校名を変更して学校改革の真っ最中です。その柱としたのは共学への移行ですが、こちらは3ヶ月後には完成年度に入ります。完成ということばにふさわしい実態を整えながら、自らに誇る実績を遺していきたいものです。そのために不可欠なのは皆さんの大活躍です。全校生徒全員に期待しています。

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No.564 問題から逃げない

2018年01月04日 木曜日

 新年 明けましておめでとうございます
 ご家庭におかれましては、それぞれの夢や希望を語りつつ新しい年をお迎えになったことと思います。ご子息ご息女たちが健康に恵まれ、さらなる成長を遂げますようお祈り申し上げます。惜しまずサポートしてまいります。
 さて、昨年末の終業式で生徒たちに求めたのは、「始業式の白ゆり館が皆さんの夢と希望で満たされるように」というものでした。そして、「もちろん私も新たな計画を立てておく」と約束をしました。始業式のステージ上でその内容を明かすつもりはありませんが、しかし、パソコンのしかるべきフォルダの中で文字にしています。それらを現実化するために議論を深め、力を尽くす所存です。ときに、仕事始めの今日、校長室の日めくりカレンダーが投げかけて来たことばを肝に銘じておきました。「問題から逃げない」。逃げても追いかけてくるでしょうし、中には、逃げるともっと大きくなるケースがあったりしますから。

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No.563 捲土重来

2017年12月26日 火曜日

 赴任して12回目の年の瀬、振り返ればこの時期にはいつも、本校のバスケットボール部は東京体育館にいた。通称「ウィンターカップ」と呼ばれる「全国高等学校バスケットボール選手権大会」に出場していたからである。大会最終日(決勝・3位決定戦)は28日、そこまでの滞在も過去4度に及ぶ。また、春休み中の開催であった「春高バレー/全日本バレーボール高等学校選手権」が何年か前から年明け早々の実施となり、東京体育館のコートをバトン代わりにバスケとバレーが幾度か年末年始をリレーした。しかし、今年はどちらの部も愛媛県大会で苦杯を喫した。ただ、そうかといって両部の生徒たちはクリスマスを楽しんだ様子はなく、捲土重来を期した過密な練習スケジュールが組まれている。
 実は、この秋、女子バレー日本代表チーム着用のユニホームが学校に届いた。久光製薬スプリングスに所属し、全日本のメンバーとなった本校卒業生、野本梨佳選手のものである。終業式の後、校長室の北西の隅、私の座席の左前方から窓に向き合うようにそれを掛けた。彼女の活躍を祈ると共に、彼女にも校長室の窓から両部にエールを送ってもらうためである。
 それでは皆さん、よいお年をお迎えください。

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No.562 さる音楽家のことば

2017年12月18日 月曜日

  戸口のマットの上に突っ立って、しばしじっとしていることがある。予期した動きがないので見回すと、ドアには取っ手が付いている。立ち寄ったとある手洗い所では、こんなこともよくある。洗面台の蛇口の下に両手を揃えて差し出し、水の出てくるのを待ち構える。自動のカランを想定してのことである。
 私たちに身近な科学技術の進歩は、その多くが便利さの追求にある。しかし、万事に「一長一短」であることを忘れてはならない。あるものを享受するとき、必ず別のあるものを喪失している。何かが自動になることで得るものがあったとしても、そのために失ったものが何かを知っておきたい。何故なら、できれば他の機会に補充しておきたいからである。
 ただし、これだけは自動にならない、否、絶対になってはならないと思うものがある。かなり前になるが、このサイトに載ったある学年通信の中で知らされた。佐渡裕氏のことば「人生に自動ドアはない」が、それである。人生の楽しさは、それが手動であることに尽きる。だから、冬休みの計画は立てるべきである。

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No.561 夕欠というしるし

2017年12月11日 月曜日

 先夜、一年の締め括りを気にし始めていると教え子から電話が入り、今年も年末の1日を空けておくようにと告げられた。もう長く続いているが、上座が用意された宴席への招きである。彼らと私の出会いは40年前にさかのぼる。年齢差11の彼らは、独身時代の私から「化学」を学んで大学に進んだ。ある意味の犠牲者だと思うのだが、今や、理系分野においても社会的に大活躍している人物が数多いる。一体、教師の力量は何で計れば良いのか?この回答を一元的に得ることは不可能なのだろう。
 実は、もうひとつ大きな疑問がある。それは、私のような者を同席させて何の利点があるのだろう、とのそれである。私よりも家内が心底不思議に思っている。まあ何はともあれ、受話器を置くと直ぐに、冷蔵庫の扉に貼ってあるカレンダーのその日に「夕欠」(夕食が不要の意)と書き込み○で囲んだ。今月は特にその「しるし」が多い。さしあたっての夕欠は明後日水曜日、聖母寮のクリスマス会に招かれている。その夜は、年齢差50の生徒たち70人に囲まれての夕食会となる。

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No.560 大事なひと夜

2017年12月04日 月曜日

 師走。校長室の飾り棚にクリスマスグッズを並べてみた。初めてのことである。昨日までそのスペースには、ニュージーランド(NZ)にゆかりの品々が並んでいた。年を追ってNZ産の品物は増えているのだが、それらは主として2年おきに来校する姉妹校のお土産である。いつの頃からか、そうした所蔵品を使い回しして飾り棚の半分を占めるようになった。今回はそれらの全てを扉の内にしまい込み、校長室の重苦しい雰囲気に一石を投じてみたのだが上手くいったかどうか?
 さて、期末試験は5日目が終了し、残すは明日1日のみ。現在午後4時半、「終わり良ければ全て良し」の警句もあるが、そのカギは今日これからのひと夜が握っているかもしれない。今月末の保護者懇談会における話題が、新しい年に向かって明るいものとなるかどうかにも影響するだろう。校長室では、小さなサンタクロースを右に置いたり左に寄せたりとのん気なことをしているが、生徒たちには最後のひとガンバリを期待している。ラストスパートが思い通りにいったとき、その後の休息は本当に心地良いものとなる。

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No.559 神経細胞に刺激

2017年11月27日 月曜日

 そのテレビ番組は、点けた時刻からして既に後半に入っていた。画面では、何人もの健康な若者の片手を手首から肩の付け根までコルセットで固定している。いつもとは違う展開が気になって、そのまま最後まで見入ってしまう。アメリカのある研究施設での実験を紹介していた。1ヵ月に渡って、彼らの腕の筋力を測定する。縦軸に筋力、横軸に日数をとったグラフは、ほぼ右下がりの直線になっていた。最終的には、元の筋力に対して3分の1程度になっていた(と思うのだが、これはかなり怪しい記憶)。
 ところが、このとき同時に、ある比較実験がなされていた。実は、被験者となった若者は2つのグループに分けられ、半分は別の指示を受けていた。それは、「毎日10分(と聞いたのだが?)程度、固定された腕に向かって動け動けと指令を与え、神経細胞を刺激する」というものである。結果はやはり右下がりの直線となるが、ただ、最終測定値は何もしないケースに比べると2倍の筋力(これには自信あり)を示したのである。後日、応接室にある有名な詩句「念ずれば花開く」に想いが及んだ。

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No.558 女子校の軌跡

2017年11月20日 月曜日

 職員室の私の座席は南側の窓を背にしてほぼ中央にある。したがって、中庭の通路を行き交う生徒は私の背後をすり抜けるようなもの。先日、職員朝礼の始まる10分前、席に着くや真後ろでトーンの高い声が私と逆の方向に走った。「オハヨー、アイラブユウじゃけんネー」。突拍子もない意味合いと底抜けに明るい響き、以前はよく耳にしていたのに最近は聞かなくなったような気がする。声の主は恐らく、女子校に入学した3年生であったろう。
 ときに、先週土曜日夜、松山市駅のデパート9階で同窓会総会が行なわれた。赴任して数年は、男性教職員以外の約200名が成人女性の集まりに、何とも言い難い居心地の悪さを覚えたものである。今ではもう慣れたが、私自身に所属員としての自覚ができたからだろう。演壇上の看板には女子校の軌跡である4つの校名が並ぶ。「松山美善女学校」「松山女子商業学校」「松山女子商業高等学校」「聖カタリナ女子高等学校」、再来年はこれにもうひとつが加わる。実は最近気付いたのだが、大正14年生まれの本校の年齢は私のそれに25をプラスすればよい。本校は創立92年を経て、今、93回目の年の瀬を迎えようとしている。

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No.557 竹炭への期待

2017年11月13日 月曜日

 校長室の扉の内側に、竹炭を用いた壁飾りを掛けている。本校の教員が山間部の中学校を訪問したとき、その学校の校長先生からいただいたものである。生徒さんたちが焼いた炭であるらしい。それは、私の座席と正対していて、パソコンから目を上げる度に視界に入って来る。また、室内灯のスイッチの上、扉の横にあることから、部屋を出入りするにつけ至近距離を通過する。いつのまにやら、そのつど深呼吸をする癖がついてしまった。何となく、ドア付近の空気は澄んでいるような気がするからである。
 それと言うのも、竹炭の効用が名刺大のカードになって壁飾りの隅に添付されていて、実は、その内容に期待を寄せている。「部屋に置くだけで、消臭や除湿の効果あり。カビや結露を防ぎ、ぜんそくや花粉症対策にもなります」。毎年、12月の校長室はクリスマスリースで年の瀬の雰囲気をかもし出すが、それまでの間、この壁飾りにひと働きしてもらうことにした。狙いは消臭効果にある。長年にわたりこの部屋にしみこませてしまった色々を、多少なりとも除いてもらえるかもしれない。

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No.556 学園祭のテーマ

2017年11月07日 火曜日

 いつものことながら学園祭のテーマには感心させられる。どういう手順で決められるのかその詳細を知らないが、その年度がどのような年回りであるのかを的確に表現している。共学2年目の今年は「一蓮托生~花咲けカタリナ日和~」。運営責任者の最上級生は、女子校に入学した最後の生徒たちである。これが共学初年度となる昨年では「Catalina special!!~みんなで開く新たな扉~」。そしてその前年、女子校最後の年においては「90th ANNIVERSARY~最後のGirls’Story~」であった。
 ところで、今年の学園祭において、本校では初めての試みがあった。昨年までは諸事情があり校内各所でクラス別に集合、全校放送で開会が宣言され中庭での水軍太鼓の演奏をオープニングの合図としていたのだが、今年は白ゆり館で「開会式」を行った。生徒会長の開会宣言に続き、ステージ上での水軍太鼓、さらにはコーラス部の合唱、吹奏楽部の演奏に全校生徒が耳を傾けた。正に、今年のテーマ「一蓮托生」を具現化するような時間となり、校内の一体感を高めつつ一日がスタートしたのである。

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No.555 ときに流れる時間

2017年10月30日 月曜日

 定時に下校した翌朝、校長室に入るや会議机の上の「活け花」に視線が飛んだ。花器の周りにカボチャが配されている。一瞬何事かと怪しんだものの、直ぐに了解する。「ハロウィン」に合わせて、華道部が訪ねてくれたのであろう。この横文字、ここ数年ですっかりとその存在感を増したように思うが、これから先も私は全く馴染めそうにない。ただそんなこととは別に、校長室で生徒と出会えなかったのが残念であった。私が親しく生徒と話をする数少ない機会を逸したからである。
 華道部は放課後の部活動作品を、しばしば校長室に持参してくれる。これから先だと「クリスマス」や「バレンタインデー」、「ひな祭り」に期待が持てる。作品を運んで来るときは、3人以上5人以下である。「正面はどっち?テーマは何?」とか、「製作者は誰?ひょっとして先生?」とか、3つ4つの質問をした後に少しばかりの感想を告げる。生徒たちは互いに顔を見合わせながら、私の話を照れくさそうに聞いてくれる。堅苦しさを充満させた校長室だが、ときに和やかな時間が流れることもある。

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No.554 知らない街で

2017年10月23日 月曜日

 県下の私学15校が運営幹事となって、「全国私学教育研究集会」が週末の松山で行なわれた。大会テーマは「時代を先取りする私学」。ただ、秋雨前線の停滞とあいまって、「松山や秋より高き天守閣」を見てもらえなかったことに多少の憾みを残す。
 この種の会のオープニングは著名人の講演を通例としているが、今回は「夏井いつき氏の句会ライブ」が企画された。テレビの中と同じテンポの良いスピーチの下、5分間で500余名の句を集め、特選7句が選ばれた。次はその1句である。「秋の雨知らない街語りあう」。なお、作者によると、中七の字足らずは意識したものではなかったという。
 さて、集まりは6部会に分かれて進んだが、本校の教頭2人に研究発表の場があった。ひとつは「特色教育部会」において本校の総合学科の取り組みを、もうひとつは「教育課程部会」にて、本校特進コースでのICT教育についてである。それぞれに独自性があり、先進性にも富んでいる。本校発信の研究発表が2つも載るパンフレットを手に携え、誇らしい気持ちに浸る2日間であった。

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No.553 秋たけなわ

2017年10月16日 月曜日

 先頃閉幕した「えひめ国体」には、本校から8競技に51名の選手を送り出したが、このイベントは嘗てない「スポーツの秋」を県下にもたらした。それに刺激を受けたのだろうか、今年はいつになく色んな秋が気になっている。秋は今、たけなわである。
 先月末、ニュージーランドからの留学生25名を迎えて「国際交流の秋」。日系人のノーベル文学賞受賞のニュースに「読書の秋」。そして先週、看護科に入学した高校2年生が迎えた秋、いつの頃からか私はこれを「立志の秋」と呼んでいる。看護科に学ぶ生徒がこの時期に、長く秘めていた「志」を私的にも公的にも正式に表明するからである。
 この後も、まだまだ続く「秋」。今月末に予定される書道パフォーマンスでは「芸術の秋」。この行事、スタートしたときのレベルを思うと今や格段にアップした。楽しみである。来月に入ると先ずは学園祭で「文化の秋」。続いて2年生の修学旅行が実施される。言うまでもなく「行楽の秋」。弁論大会は、さしずめ「実りの秋」というところか。そして締め括るのが、二学期期末試験での「学習の秋」。

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No.552 オメデトウ!

2017年10月10日 火曜日

 愛媛国体に本校から派遣した選手は、8競技に51名、過去最多となった。水球で6名とサッカーで10名、計16名の男子生徒の加わりが大きい。ところでその分、私の応援計画には苦慮した。既に決まっていたスケジュールもあり、結局、自分の目に映すことができたのは半分の4競技でしかない。訪ねそこなった選手たちが長く厳しい練習に耐え抜いたことを思うと、今叩いているキーボードの文字が申し訳のなさで霞む。
 ときに、目にした中での圧巻はボウリング少年女子個人戦決勝の3ゲーム。予選6ゲームを終えて15ピン差の第3位で臨んだ試合は、成績順に2人1組で1フレームごとに投球レーンを交替し、1ゲーム終えるとレーンを2つ移動する。したがって、1位の選手と隣り合うレーンで投げることが何度もある。互いのストライクが目に入り、また、スプリットの危機にも気付くはず。息を凝らした観戦者の視線は転がり行くボールを追いかけ、弾けたピンを確かめるや大きな喝采を送る。見事な逆転優勝であった。心からのオメデトウ!を贈ります。ご両親にもお声をかけて握手を交わし、優勝の喜びを交換した。

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No.551 仕上げの段階

2017年10月02日 月曜日

 そろそろ仕上げの段階に入ってきた。来年度の生徒募集に関わる活動である。入学試験はまだ先のことだが、受験校は年末を期限に決定される。したがって、それにつながる私達の活動はここ1ヶ月余りで終止符を打つことになる。募集活動の最終行事は、11月11日(土)に予定している中学3年生対象の「学校入試説明会」。その日から逆算して、来月21日(土)には保護者対象の「学校説明会」を行うが、さらに例年その前に、中学校現場の先生方をお呼びした説明会を校外で実施している。
 この会は「地域別説明会」と呼び、県下3会場で行なう。今年のそれは先週の火水木、順に宇和島、西条、松山で実施した。会は午後1時30分から3時までの1時間半、私たちが時間をかけて説明できる唯一の場でもある。この数年は、伝えたいことがオーバーフローしているくらいに多い。私には会の冒頭で10分間が割り当てられるが、今ならばその3倍あっても大丈夫。だがしかし、と思う。話の内容は、薄められたものよりも濃縮されたものの方が耳に心地良い。この状況を維持したいものである。

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No.550 最後だけは英語

2017年09月25日 月曜日

 毎年この時期、「英検スーパージム」と銘打ち、中学生の「英検」受験者にそのノウハウを伝授している。社会貢献の一活動として始めて長いが、先の土曜日には昨年に倍する約200名の参加者をみた。次は、持ち時間2分の私の挨拶である。
 「本校にはいくつかのハイレベルな力、他に誇る実績があります。例えば、看護科専攻科の国家試験の合格率は、県内のどこよりも勝っています。また、運動部女子生徒の総合力は県内No.1だと思っています。来月は国体が本格的に開催しますが、ここへは51名もの選手を送ることができました。そして、そうしたことと同等に自慢できるのが「英語の学習指導」です。特に昨年からは、新校舎において本格的なICT授業が始動しています。今日はその設備をフルに活用するものではありませんが、その雰囲気をお伝えすることはできると思います。どうぞ、3時間みっちりと勉強して、英検3級、或いは準2級の合格証を必ず手にしてください。それでは、最後のひと言くらいは英語で締めておきます。“Have a good time in today’s English lesson. That’s all.”」

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No.549 特設プールに華

2017年09月19日 火曜日

 カレンダーのめぐり合わせが悪く、速報性に欠けるがお赦し願いたい。私がホームページに書き込むのは、原則として毎週月曜日。それは、題材を土曜から日曜にかけて準備するためである。先週はほぼ1週間遅れの体育祭を採り上げたが、今週などは実に1週間とプラス1日の遅れとなる。以下は先週月曜日の話題。
 過日、ご家庭にはプリントでお知らせしたが、愛媛国体へは本校から8競技(バスケットボール・ソフトボール・バレーボール・新体操・器械体操・ボウリング・サッカー・水球)に51人を送ることができた。過去最多の人数であり応援にも力を入れたいのだが、残念ながら日程と開催場所の両面でそう簡単にことは運ばない。中で唯一、会期前に実施された水球に大応援団を送ることができた。行き先は坊ちゃん球場のある中央公園。その方面での現地集合は夏の野球で経験していて、朝8時、約800人の生徒たちの集合はスムーズであった。初戦は大会初日の第一試合、相手は昨年の覇者で第1シードの石川県。さすがに勝利を呼び込むには至らなかったが、それでも、特設プールのオープニングに大きな華を添えることができた。

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No.548 降雨コールド

2017年09月11日 月曜日

 願っていた「ほどほどの残暑日和」を通り超え、降水確率90%の中で体育祭は決行された。未明の雨でグラウンドは緩んでいた上に、そぼ降る雨を睨みながらの進行であった。いくつかの種目をカットしながら、関係者は気が気でなかったろう。以下は、当日の私の挨拶(抜粋)である。
 「今年の体育祭に期待したいことがふたつ。ひとつは、男子生徒がほぼ2倍になったのだから、それに見合う進化を遂げてほしい。もうひとつは、『聖カタリナ女子高等学校』に迎えた生徒、3年生へのお願いです。90年に余って培ってきた女子校の良さ、味わいを、今日のこの場で存分に披露しほしい。それを1,2年の女子生徒はしっかりと受け止め、体の中に染み込ませ、来年に備えてもらいたい。」
 結局、プログラムを2種目残したところで激しい降雨となり、全員がテントの中で肩を寄せ合いそのまま閉会式へ。コールドゲームの宣告に対して、生徒たちから不平や不満の声が挙がることはなかった。「全力・真剣・協力」の中で流れた7時間。このとき覚えた感動は、女子校の体育祭に目を瞠った11年前のそれに匹敵している。
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No.547 夏休みの宿題

2017年09月04日 月曜日

 全国の小学校が新学期に入ったところで、先月末の新聞記事が思い浮かぶ。それは、夏休みの宿題に関するものである。「小学生の親/夏は大変」の見出しで「定番の読書感想文や自由研究は2割以上の保護者が助言」との文面が、これで良いのか?とする論調の中にあった。
 この率を私は低いと思う。4人の子どもと関わった延べ10年余の体験からすると、5割を超えてもおかしくないのでは。子どもたちと一緒に取り組んだ「自由研究」は、父子がマジで触れ合った数少ない思い出となっている。
 忘れもしない小学校5年の夏、工作の宿題で提出したヨットは、私の不器用を見かねた父が仕上げた。先生には見透かされていたように思う。しばらくの展示期間は気恥ずかしかったが、その一方で、父親の技量を誇る気持ちもあった。手助けの度合いが難しいものの、こうした機会に親への尊敬、感謝、憧憬、…が生まれないとも限らない。仮に、チクリと痛む心のキズになったとしても、それはそれで得難い夏休みの産物と言えよう。

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