校長室の窓から
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No.528 異星人の感想

2017年04月24日 月曜日

 ある飲料メーカーのTVコマーシャルに、アメリカの男優が異星人に扮したシリーズものがある。どの作品でも、くだんの人物が気になるひと言をつぶやく。そうかと言っていつもその場限りで忘れてしまうのだが、初めて記憶の壁にうっすら張り付いたセリフがあった。次には完全に覚えておこうと思っていた矢先に、新作の登場となりガッカリ。それは次のようなものだったと思う。原文と違うかもしれないが、文意は損ねていないだろう。「この惑星の若い世代も、ダメそうに見えてけっこうやる」。
 さて、昨年度は200名余り、さらに本年度も約150名の生徒増になったことから多くの教員を新規採用しているが、どうしても若手中心になる。この4月には、大学の新卒5名と大学院の新卒2名を迎えた。実は、昨1年間の若手教員の活躍を目の当たりにして、私は先の異星人と同じ感想を抱いている。ICT授業への取り組みを手始めに、私世代がためらうことに臆することなく突き進む。今年の若手も右に倣えの様子で頼もしい。その内、「聖カの若い世代はけっこうやる」と評判になるかもしれない。

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No.527 本校の三つの宝

2017年04月17日 月曜日

 校内に全校生徒1300余名が揃ったのは、先週11日火曜日である。新年度、いの一番に唱和する朝の祈りは「学生の祈り」と決まっている。放送を通して女子生徒が先唱した。
 「神さま、あなたはわたしたちに真理を探究する偉大な使命を与えました。謙虚にあなたを求め、教養を身につけ、ゆたかな人格を培うことができるように、私たちを励ましてください。わたしたちは知識を深め、善いものを求め、美しいものを味わうように努めます。キリストよ、あなたは真理であり、道であり、いのちです。あなたによって学ぶ喜びを、わたしたちに与えてください。」
 本校には三つの宝がある。そのひとつが「お祈り」。毎日2回、登校時と下校時に欠かすことはない。謙虚な気持ちになること、友人や知人、家族に思いを馳せることで心を豊かにと願う。ちなみに、あと二つの宝は、「資格・検定の取得」と「ボランティア活動」。ただし、どれも強制しないだけに宝の持ち腐れとならぬよう、その点は生徒たちの自己責任である。

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No.526 雨降ってますます

2017年04月11日 火曜日

 新年度がスタートした。一年前の今頃には、不意に微細な震えが体の中を走り抜けるような緊張感があった。もちろん、今そんなことはないのだが、そのときの感覚はまだ体が覚えている。忘れてはならないことだろう。共学2期生に抱く期待感は昨年を上回る。それは、完成年度を呼び寄せる力の大きさが、この学年にかかっているからである。昨日の入学式は生憎の天候となったが、「雨降って地(ますます)固まる」の格言が文字の通りに実現する日と心得た。以下は、入学式式辞の一部。
 ―――皆さんは、森信三(モリノブゾウ)という人物を知っていますか。(中略)多くの教えを遺されていますが、今日の場に相応しいそのうちのひとつを紹介します。
 「人間は一生のうちに逢うべき人には必ず逢える。しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に」。
 皆さんは、今日、400人を超える同期の友人を一挙に得ました。それと同時に、私たち教職員とも出逢いました。この出逢いに、森先生のことばが重なります。私たちはお互いにとって逢うべき人であり、しかも、今日という日が早すぎでなく遅すぎでもないピッタリの日であることを心に刻んでおきましょう。

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No.525 誇らしい再会

2017年04月03日 月曜日

 聖カタリナ大学の看護学科が今春から開校する。昨日、新校舎の竣工式が執り行われた。建設場所は、一昨年まで本校の看護科生が通っていた松山市駅南口、永代町の地である。そこに、鉄筋5階建ての2棟がL字型に配置され、既設の本校体育館を加えると建築物としてはコの字型の並びになる。新学科の1期生には本校からも4名が加わるが、今後は特に、男子生徒の進学を期待している。彼らが、愛媛の医療界、看護師界に新風を吹き込み、やがてはリーダーとして活躍することを熱望しているのである。
 ところで、ここ数年は高大連携の意識を強め、大学と短期大学部とで合わせて50名近くの本校生徒が入学している。先月半ば、大学の卒業式に列席したが、卒業証書授与で真っ先に呼ばれた名前に憶えがあった。マントに身を包み角帽を載せた容姿に高校時代の面影は無かったが、保育学科卒業生総代の凜とした面持ちを誇らしく見つめた。やがては、看護学科の総代にも本校の卒業生が名を連ねてくれるだろう。そのとき、その人物が男子生徒であったならば、共学への移行がさらに完成度を高めることになる。

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No.524 全員の手にクルミの実

2017年03月28日 火曜日

 ドイツの詩人ゲーテのことばに「神様はクルミを与えてくれるが、それを噛んで割ってはくれない」というのがある。その言を受けるなら、渡されたクルミの殻を見事に割って、全員がその実を手中に収めた。昨日の午後2時、第106回看護師国家試験の合格者が発表され、全員の合格を確認したのである。試験後の自己採点の結果から大丈夫とは思っていたものの、採点ミスも考えられる。この5週間、生徒たちも先生方も、正式発表を目にするまではどこか落ち着かない日々であったろう。
 昨夜は帰宅してすぐさま、祭壇の扉を開けて「全員合格」を報告し、そこに置いていた菓子箱を取り上げた。先月、高松で実施された国家試験の引率教員からもらった品である。賞味期限に余裕があったことから、合格発表日に良き知らせが届くよう父母にも協力を依頼していたのである。母は本校の卒業生であり、生前、看護科の生徒の活躍をことのほか喜んでいたひとりである。これにて、ここ7年間で直ぐにクルミを手にできなかった生徒は僅かに1人、正に我が校が他に誇るべき実績のひとつである。

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No.523 増える遣り甲斐

2017年03月21日 火曜日

 全校集会には、当然のことながら原稿をしたためて臨んでいる。始業式や終業式では、約10分を見当にそれに見合う分量を用意する。先日は、数日かけて考えた前置きをステージの袖で反芻した後に中央に向かったが、演壇に立った途端にそれが消し飛んだ。男子生徒の眼差しが強烈で、女子生徒の髪の毛がいつになく光って見えた。そして出た第一声は、「この一年、多くの方々から注目を浴びて来ましたが、皆さんがよくそれに応えてくれました。ありがとう」となった。
 新しい学校を意識した1年間であった。終業式の生徒たちの様子に、前夜の送別の宴を重ねながら振り返る12ヶ月には、私の人生の中でも貴重なシーンがいくつもある。生徒たちに、教職員に、ただただ感謝あるのみである。送別会には、PTAと同窓会、それに教育後援会の役員の方々も出席してくださり、新たなエールを頂戴した。物心両面でご支援いただいたことに、ここで改めて感謝申し上げる。
 ところで、先の18日は新入生登校日であった。校内に迎え入れた生徒は、1日に送り出した卒業生に比して147名の増。私たち教職員の遣り甲斐が、この数値ほど増えることになる。

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No.522 ただ言えること

2017年03月13日 月曜日

 先週末は、どのチャンネルも6年前を振り返った。東日本大震災を報じる当時のニュース映像は、今もって衝撃的である。津波の発生直後、多くの方の消息不明を案じたが、実はそのうちのひとりに私の高校時代の友人がいた。石巻の病院に勤務する医師であり、何日間か連絡が途絶えたためにその不安は増幅した。後に伝え聞いたところでは、丘陵地に建つ病院は孤立し、そこで倍旧の医療活動をしていたことが分かる。感服の至りであった。
 その年の11月、私は気仙沼を訪ねようとしてホテルの手配を観光社に頼んだ。ところが、受け取ったのはJRで1時間余り離れた場所のクーポンであった。現地に行ってその理由が分かる。復旧作業に従事している人たちで宿泊施設は満杯であり、陸地の奥深く打ち上げられたタンカーはまだ手付かずの状態であった。整ったガレキの山に、辛うじて作業の進行を見て取れた。
 復興に向けて私のできること、それは難しい。ただ言えるのは、忘れないことではないか。みやげ物店で買った小さな南部鉄の置物は、この5年半、玄関にずっとある。忘れないでいて、できるときにできることをしていきたい。

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No.521 卒業生へのプレゼント

2017年03月06日 月曜日

○高校3年生へ
 心理学者アルフレッド・アドラーのことばを贈ります。
 「人は誰もが同じ世界に生きているのではなく、自分が『意味づけ』した世界に生きている」。したがって、「大切なのは何が与えられているかではなく、与えられているものをどう使うかにある」。即ち、私たちの未来は、決して遭遇するようなものではありません。自分の判断力と決断力、それを受けての実行力とがあれば、自在に創り出すことができるともいえるのです。
○専攻科2年生へ
 ある宣教師からシスター渡辺和子に渡された詩の一節を贈ります。
 「神が植えたところで咲きなさい。咲くということは、仕方がないと諦めることではありません。それは自分が笑顔で幸せに生き、周囲の人々も幸せにすることによって、神が、あなたをここにお植えになったのは間違いで無かったと、証明することです」。皆さんからの花便りを楽しみに待ちながら、私も証明者の一人となるよう努力を続けます。

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No.520 連日の総仕上げ

2017年02月27日 月曜日

 まだコートを手放せないが、最強寒波のニュースは完全に遠いものになった。日本列島に春が、スピードを上げて接近している。先頃、春一番が吹き荒れたと思ったら、その数日後に春二番、そしてさらには春三番の報道もあった。都心に舞う凄まじい砂塵は、学校のグランドが発生源だと言う。飛行機が着陸の寸前で機体を大きく揺るがせ、急上昇する映像を目にした。また、数段に積み上げたコンテナのひとつが風を受けて地面に転がり落ちた。季節が変わるということは大変なことのようである。
 先週後半から3年生全員が登校し、高校生活の総仕上げにかかっている。ホームルームと白ゆり館を何度も往復しているが、歓談しながら行き交う情景が校長室の窓から音になって入って来る。笑顔の奏でる音は基本的に高い。若者はイイな、学校はイイな、と思う。本日、式場の設営。明日は同窓会入会式と賞状授与式。本番で渡しきれない賞状を披露するが、同席する2年生には先輩の足跡を知り、追いつき追い越す意欲を高めて欲しい。そして明後日、保護者をお迎えして卒業証書授与式を挙行する。

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No.519 あの時と同じ答え

2017年02月20日 月曜日

 映画「沈黙」を観た。スクリーンに出た作品名は「Silence」。館内は20人くらいで、前後左右に人はいない。上映時間は2時間を超え、何度も足を組み替えたりお尻の位置を変えたりした。エンドロールがえらく長かったのは、鑑賞者に考える時間を与えるためであったのだろうか。頭の重量が増した感じになって館外へ。原作の単行本を読んだのは30年くらい前であったか。私は、購入した本の最終ページにその日時とメモ1行を付す習慣がある。帰宅して、往時の本を書棚の奥まで探したが見当たらなかった。装丁まで覚えがあるのに、どう処分したかの憶えがない。ただ、この作品の問いかけに出した答えがあの時と同じであることは思い出した。
 ところで、この前に映画を観たのはいつだったろうか。昨年12月から年始めへとさかのぼり、次にはゆっくりと引き返してみるがそれらしいものがない。さらに、その前年を同じように辿ると、秋、体育祭を終えた頃、原作が直木賞を受けた「蜩(ひぐらし)の記」という作品を観ていた。今回はそれ以来となる。シルバー割引の特典も、私には効き目がないようである

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No.518 錯綜の2ヶ月

2017年02月13日 月曜日

 今年のインフルエンザは、県下に警報が発令されるより先に校内で猛威を振るった。結局、4クラスが学級閉鎖に至り、病床についた教員もこれまでのところで6名もいる。本校の入学試験はそのさ中で行なわれたが、実施の前日、全国紙と地方紙が一斉に文科省の通達をニュースに取り上げた。全国の教育委員会と私立高校に対して、インフルエンザに罹った受験生のために追試験の配慮を要請するという内容である。早速に何件かの問い合わせを受けたが、実は、教務主任から手回しよく追試の日程と時間割とが示され校内で申し合わせたばかりであった。慌てることなく試験当日を迎え、別室受験が3名いたもののその向きの欠席者はいなかったため、追試験は構えだけで用済みとなった。
 これより来年度の見当をつけていくのだが、入学する生徒数は卒業生のほぼ1.5倍になりそうである。したがって、教員の増員とホームルーム教室の増設とが必要。新入生の登校日は来月18日、そして、入学式が4月10日である。これより2ヶ月、教職員の頭の中は年度末の整理と新年度の準備が絡み合い錯綜の一途を辿ることになる。

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No.517 ふたつの「じりつ」

2017年02月06日 月曜日

 本日は卒業試験の最終日。ただ今、午後1時40分。3年生はホッと胸を撫で下ろして家路についていることだろう。これよりしばらくは自由登校となり、その間は、一人ひとりが自分に相応の仕上げに取り組む。特別にエールを送りたいのは、国公立大学入試の受験組。くれぐれも「画竜点睛(がりょうてんせい)を欠く」こと勿れ。
 さて、次に3年生が揃う23日からは一連の卒業行事が予定されているが、過日、先立つ形で聖母寮の「卒寮式」が行なわれた。共学への移行に伴い校内行事の殆どは大きく様変わりしたが、この寮内だけは以前と変わらぬ情景が流れている。卒寮生の代表者は「日本一の女子寮にしてください」とのことばを遺し、在寮生代表が「日本一の女子寮にします」と応える。式の中で、寮長である私は卒寮記念品の目録を受け取った。卒寮生がその生活体験を通して後輩に贈る品、今年はトースター3台と洗濯機2台。この寮で得る収穫は「自立」と「自律」であるだろう。自分では分からないと思うが、大丈夫、自信を持って次に進んでもらいたい。

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No.516 あと243日

2017年01月30日 月曜日

 地方紙の(1)面左下に、「愛媛国体カウントダウン」の枠がある。「愛媛国体まであと○日」と表示されたカードを手に、各競技団体の選手や関係者がリレー式に登場している。先週の木曜日に水球部の生徒が出ていたが、これでここには本校の教員1名と生徒4名が登場したことになる。ちなみに教員は弓道であり、これまでの生徒はボウリングと器械体操とサッカーである。そこには写真の人物からのコメントが載る。今回の生徒は「支えてくれる方々への感謝を胸にプレーする」とあった。
 ところで、水球の少年チームは昨年の岩手国体に出場したが、なんと35年ぶりの出場であったらしい。長く四国予選を突破できなかったためである。ということは、本校水球部の存在がその成果に直結していて、今秋の地元開催に寄せる期待は大きくなっている。ただ、本校にはプールが無く、彼らの努力や苦労を日常的に見ることはできない。また、選手たちの技術指導は外部コーチ陣に一任であり、甚だ心苦しいものがある。新聞にあった生徒のことばは、そんなこんなの状況を素直に表現してくれている。

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No.515 羨ましく、まぶしく

2017年01月23日 月曜日

 寒さに弱くなった。ホントに弱くなったと思う。いくらこの冬一番の寒波が来たからといって、ン年前まではこんなことは無かった。記憶違いなんかでないことは、タンスの引き出しを数段開けてみれば分かることである。そこには厚手のソックスがあり、タイツがある。長袖の下着も枚数が増えた。すべて、この数年前から買い揃えたものばかり。永く愛用していたコートは裏地の無い一枚ものであるためか、いつしかタンスの中にぶら下がったまま日の目を見ないでいる。
 この歳になれば、何であれ昔よりも強靭になることはあり得ないのだが、それにしてもとつくづく思う。そもそも、アフターファイブの活動量がめっきり減った。せめてもの抗いは、毎朝のテレビ体操と週に一度の徒歩での退勤。かつて日曜朝のルーチンであったジョギングは、犬と連れ立ってのウォーキングに取って代わった。すれ違う高校生は部活だろうか、それとも模擬試験か検定でもあるのか。颯爽と自転車を飛ばして遠ざかる後ろ姿を、羨ましくもまぶしく見送っている。

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No.514 改めてのお知らせ

2017年01月16日 月曜日

 この冬一番の寒気の中で、大学入試センター試験は実施された。前日金曜日には受験生全員を集め、私からのひと言と進学課から注意を与えて送り出したが、納得のいく結果を得ただろうか。今朝の職員朝礼では先生方に対し、担当している科目の問題は目を通すだけでなく必ず解いてみるようお願いした。私はこの後、「化学」と「化学基礎」とに向き合う。昨年は前者を50分くらいでし終えた憶えがあるが、果たして今年はどうだろう。尤も、教員が気にすべきは、時間や得点よりも何をミスしたかである。
 さて、明日は、県内の私立高校で推薦入試が行なわれる。案じているのは、このところの冷たい朝。教室内はエアコンを利かせているが、校舎の外の寒さ対策は何もしていない。したがって、あまり早く来ない方が得策と思うのだが、そこには受験生特有の心理が働く。行きつけない場所である上に、遅れることだけは避けたい気持ちが、計算外の早い到着となるのだろう。改めてお伝えしておく。入試要項に明記している通り、受験場への案内は8時から始まり、9時までの入室でOKである。

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No.513 意外な因果関係

2017年01月10日 火曜日

 始業式において、生徒会新役員の任命式を行なった。ただ、生徒会活動は全国的には低迷傾向にあり、学校として看過できない課題となっている。実は、それに通じるような記事をある雑誌で読んで驚いた。暴走族の人数がこの数年間で半減したらしい。具体的には約1万人が5千人程度になったという。警察の取り締まり方法に大きく変わったところはなく、その因果関係を探るうちにある「現象」に見当がつけられる。ケータイ・スマホの普及である。以下は、そこに至るまでの推論。
 暴走族の集団には強いリーダーが不可欠だが、この間、適任者がいなくなった。原因は若者全般のコミュニケーション力の低下にあり、そのまた原因にSNSの濫用を挙げている。最近の若者は目と目を合わせて話をしない、表情を見ながらの会話がない。それでは相手の気持ちを読み取る力がつかない、ひいては仲間意識が生まれ難いということか。暴走族の弱体化は結構なことだが、生徒会がそうであっては困る。共学2年目に入っても、開けて欲しい「新しい扉」はまだまだたくさんある。

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No.512 どんと来い新年

2017年01月04日 水曜日

 「新年 明けましておめでとうございます 西暦2017年 平成29年が 皆様にとって良い年となりますように」

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No.511 ペースを上げれば

2016年12月28日 水曜日

 共学初年度、身の回りでいろんなことが起こり、その殆どにおいて初めての新鮮さを楽しんだ。有り難いと思う。それもこれも生徒たちのお陰である。彼、彼女らの順応力には恐れ入る。与えられた環境の中で、自分を引き出すのは若者の得意技とも言えるだろう。全ての学校行事がその内容を一新したことは、先週の発信で触れた通りである。それらの成果は例年に増してマスコミで報道され、また、大量の賞状となって学校に納められたが、ここで改めてつい10日前に設置した石碑を紹介しておく。
 正門を入って左手に、今秋の国体において全国優勝した記念碑が新たに登場した。陸上競技三段跳び少年女子において愛媛県記録を塗り替え、四国高校新記録を樹立したものである。明文化してはいないが記念碑の制作条件としては、全国大会規模での個人種目優勝、団体競技の場合は準優勝以上とある。私が赴任して11年、陸上の個人優勝とバスケットボールの準優勝とが2度ずつで計4基が建った。当面の願望は切りの良い数。これから少しペースアップを図り、創立100周年での計10基である。
 それでは皆さま、よいお年をお迎えください。

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No.510 待降節の日々に

2016年12月20日 火曜日

 終業式の準備のためにこの一年を振り返っていると、今年の学園祭のテーマがどこまでもついて来た。「Catalina special~みんなで開く新たな扉」。実に的を射ており、事実、生徒たちは全校行事の全てで新たな扉を開いていった。5月の「聖母を讃える集い」に始まり7月は「坊ちゃん球場での全校応援」、そして9月の「体育祭」から11月の「学園祭」へと続き、その何れもが学園史上初の内容で溢れた。今日までの生徒たちの活躍を、校長の立場から大いに讃えたい。
 さて、下の写真「聖母子像」は、先週の「かまぼこ板の絵」と同じ学園祭の展示品である。「菊間瓦」を知っている人には、その質感も伝わるだろうか。看護科の1年生がセミナーハウスでの研修中に製作し、学園祭で展示した作品である。中で私の目を引いた秀作を校長室に所望した。カトリック教会ではクリスマスを迎えるまでの4週間を「待降節」と呼び、心の安らぎを意識して日々を過す。この作品を眺めていると年末特有の喧騒を忘れ、恵まれた一年であったとつくづく思う。

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No.509 母の遺伝子

2016年12月13日 火曜日

 いささかオーバーな言い方を許してもらうが、今年は孫の誕生ラッシュとなった。4月と6月、そしてもう直ぐ横浜で産声が上がる予定である。そうなると、既にアンパンマン大好きの2歳児がいるので、総勢で4人になる。まだ見ぬひとりは女児のようだが、既に名前が付いているのは3人とも男である。来年になると、家の中を追いつ追われつする日がやって来るに違いない。そして、それを見たおじいちゃんが、ひとりを呼びつける。そんな光景を思い浮かべていると、ふとある恐れを抱いてしまった。
 実は、私の母が特技としていたが、二階にいる私の長男を呼ぶのに階段の下から先ずは次男の名前を呼び、次には三男のそれ、最後に目的の名前を呼んでいた。次男を呼ぶにも、必ずと言って良いほど長男と三男の名を先に口にしていた。息子の私が、母の遺伝子を受け継いでいない訳が無い。つまり、ひとりの孫を呼ぶ度に、きっと3人の名前を連呼することだろう。しかし、そんなことでは、効き目のある話になるはずもなく…。

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